子供って、フライドポテト好きですよね～
大人も好きですけど^_^
たまーにファーストフード店に行くと、子供達が決まって食べるのはフライドポテトです。
子供には塩分が強すぎるので、我が家ではなるべく家でつくるようにしています。
冷凍ポテトってとても便利！でも、冷凍庫の中でかなりがさばってしまうので、最近はジャガイモを切って揚げています。少し手間ですが...
ジャガイモのお料理全般に言えることですが、
簡単そうに見えて、
ジャガイモ…意外に注意が必要ってご存知でしたか？
フライドポテトに使用するじゃがいもはメークインや北海こがね。細長い形が特徴ですね。
とくにメークインはえぐみが強いものがたまにあります。
ジャガイモのえぐみって…ソラニンという毒素。芽や皮、緑色の部分に含まれています。大人もですが、子供にはぜったい食べさせてはいけないもの！
2009 年、 7 月 16 日午前 10 時 20 分ごろ、奈良市の市立小学校の 6 年生が、学校で栽培して収穫したジャガイモを、家庭科の授業で自分たちで炒めるなどして食べたところ、 2 クラス 53 人のうち、 35 人が吐き気や腹痛を訴え、このうち午後１時時点で、男児 9 人、女児 8 人が救急車で病院に搬送された。症状は全員比較的軽い。市保健所の検査で、調理済みのジャガイモで市販品の数倍～ 10 倍程度の 100g 当たり最大 50mg 、皮部分には 104mg のソラニンが含まれており、ソラニンが原因と断定した。子供の場合、 20mg 程度で食中毒を起こすという。残りのジャガイモにはソラニンの含有量が多い緑色の皮のものもあったが、児童らは皮付きのまま食べていた。
＜出典／厚生労働省HP＞
中毒症状が最悪の場合…死に至こともあるという
あなどってはイカンのです！！！
ある時、購入してそんなに時間もたっていないジャガイモで調理を始めました。
揚げ上がったポテトを味見してみたところ、舌がビリビリ…
えぐみを取り除きたい一心で、残りのジャガイモを半日以上水に浸けて試してみましたが、えぐみ成分は抜けませんでした。
残念ながらそのフライドポテトは全てゴミ箱行きに…
えぐみは長時間水にさらしても、調理しても取れないもの。
長時間水につけると、水溶性の栄養素が溶け出てしまうもの
なんだそうです。
えぐみが出てしまう原因。ソラニンが生成されてしまった原因とは？！
買ったばかりの物を使ったのに…という場合。それは生産、流通過程に日光に当たってしまっていたり、未成熟のものだったりすることが原因
購入してから家でしばらく保管していたものだとしたら…
保管中にソラニンが生成されてしまったかもしれない。
ジャガイモの保管方法
冷蔵庫の野菜室などの日光の当たらない暗くて涼しいところに。
新聞紙にくるんで、リンゴと一緒に入れておくとさらに保存期間を伸ばすことができるとされています。リンゴが放出するエチレンガスがジャガイモの発芽を遅らせます。
じゃがいもを購入したら、まずは正しい方法で保管しましょう！
そして、調理の際は目で見てわかるような芽や緑色の部分はなるべく取り除くことが重要です！
メークインよりも北海コガネの方がえぐみがない印象です
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＜フライドポテトの材料＞
じゃがいも（北海コガネ）
油
塩…少々
＜作り方＞
１.ジャガイモは皮を剥いて芽や緑色の部分を取り除き、たっぷりの水に１０分ほど浸す。（変色やべたつきの原因となるデンプンを取り除きます。）
２.キッチンペーパーなどを使用して、ジャガイモの水気をよくきる！
３.中火の油でカリッと揚げる。
最後に塩を少しだけ振って完成！
