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母乳育児

【母乳育児】いつ断乳する?保育園入園前にすべき理由と断乳成功のコツ!

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Mother breast-feeds a newborn

我が子の保育園入園を迎えるにあたって、断乳時期の見極めに悩まれているお母さんはたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

1歳児、2歳児...早い子は0歳児から

親の仕事の都合で未満児さんから保育園に通うお子さんはまだ幼い乳児たち。2歳ともなれば3食しっかり食事がとれていて、いつ断乳してもおかしくはない年頃かとは思いますが、0歳児1歳児にとってはまだまだ母乳を飲ませてあげたいお年頃。

これまで母乳育児をがんばってきたお母さん。出来る事なら幼稚園に入園する前まで、少しでも多くの愛情と、母乳もたっぷり与えて育ててあげたいと思うのはどのお母さん方も同じ。

<断乳に迷う理由>
断乳に躊躇するにはやはり理由があってのこと。
■おっぱいを飲む我が子を愛おしく感じる。
■これ以上子供は増やさない家族計画だった場合、もう次はないからと断乳することが寂しいと感じる。
■保育園入園前におっぱいをやめさせようとも考えたけれど、おっぱい好きの我が子から取り上げるのは酷に感じる。
■おっぱいを飲んでいる時の我が子の表情は安心感に満ちていて、そんな我が子の幸せを奪うことは心が痛む。
■強制的に断乳をして、夜中にギャン泣きされるよりもおっぱいを飲ませれば大人しく眠ってくれる。その方が楽...
■保育園入園前に断乳に踏み切れず、保育園入園してからは慣れない生活でがんばっている我が子をみるとご褒美的に授乳を継続してしまう
■保育園の生活になかなか慣れてくれず、よく泣く子だった場合断乳するタイミングを失う...

我が子を愛するが故に、今すぐ断乳すべきか否か...とても迷いますよね。
実は筆者も上記の心情が全て当てはまりました。そこで、出した答えは...

来るべき時が来るのを待とう

それが自分と我が子を苦しめることになろうとは思ってもみなかったという結果に。
稀な例ではありますが、突如断乳を強いられることになってしまった我が家の話です。

【急性化膿性乳腺炎】母乳をとるか自分の命をとるか?そんなに怖いの?!

「授乳と自分の命どっちが大事なんだ?!」
下の子が2歳半を迎えたころに乳腺炎にかかり、クリニックの母乳外来を初めて受診。そこでまさかのお叱りを受けたのでした。
39℃という高熱に加えて乳首から膿...本来ならば入院だったんだそう。
熱が下がらなかったら抗生剤が効かない細菌に感染してるということ...
抗生剤が効くことを祈るしかない。と...医師から告げられる。

仕事復帰し保育園に子供を通わせ始めたママさんには特に気に留めておいてほしい乳腺炎があります。皆さんはご存知でしょうか?

断乳せざるを得ない危険な乳腺炎

出産歴2回、授乳歴はそこそこありましたが、今まで乳腺炎には一度もなったことがありませんでした。ガチガチに張ったとしても自分で搾乳して対処出来ていましたし、たとえしこりが出来たとしてもマッサージをすればすぐに解消される程度。食事はどちらかといえば質素なものを好んで食べていたし、乳腺炎とは無縁なものと過ごして来ました。

一般的に知られている乳腺炎は、乳腺が詰まったことによって発症する「急性うっ滞性乳腺炎(きゅうせいうったいせいにゅうせんえん)」は出産経験のある方ならみなご存知でしょう。

急性うっ滞性乳腺炎とは...

乳腺が詰まって炎症を起こすこと。赤く腫れたり、硬くなり痛みを伴なったり、場合によっては発熱することもある。母乳は作られているのに乳腺が詰まって外に排出出来ないことで腫れや痛みが生じます。

対処法としては...

とにかく母乳を出してあげることで腫れや痛みは改善し、今後も詰まらせないよう食事に気を使ったり、マッサージを入念に行うなどして再発を防止して行きます。葛根湯の服用も有効的。

保育園の入園にさしあたって断乳をした際は気をつけなければなりません。今まで我が子に母乳を吸われていた時間が急激に減り、張ってしまったおっぱいを社内のトイレでこっそり絞るというママも実際にいらっしゃいます。絞る量や回数を徐々に減らして行くことで、体内での母乳が作られる量も次第に減って行くのを待ちます。

この詰まりからなる急性うっ滞性乳腺炎に対して

もうひとつのタイプ
それが...

急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)というもの。
Schmerzen im Brustbereich

急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)とは...

細菌感染による乳腺炎のこと。出産後2〜4週の間に慣れない授乳で乳頭に傷が出来てしまい、そこから細菌感染する。もしくは乳児の乳歯が生え始めた以降に乳歯によってママの乳首に傷が出来てしまったときにそこから乳児の口の中の黄色ブドウ球菌などの細菌に感染するというケースがほとんどのようです。

急性化膿性乳腺炎の症状は...

乳房に強い痛みを感じる
乳房が赤く腫れている
38度以上の高熱が出る
脇の下のリンパ節も痛む
母乳に膿が混ざっている

膿が混ざると母乳の味が不味くなるため赤ちゃんの飲みが悪くなったりする。

体験した乳腺炎の話

授乳期間は2年半を過ぎていました。何も起きなければ3歳頃までに卒乳させていたことでしょうけど、今思えばもっと早くに止めさせてあげるべきだったと思うのは後の祭りです。

保育園入園前、入園後も断乳の機会を逃していました。逃したというか、断乳を試そうとはしましたがおっぱいをあげなければ断末魔のごとく泣きじゃくられ、断念してしまったと言う方が正しいかもしれません。おっぱいを飲んでいる我が子の安心した表情を見ていると、親の都合で保育園に預けられ慣れない環境でがんばっていると思うと、無理にやめさせる決心もつかなくなっていました。

おっぱいを飲ませない時間帯が長くなった

保育園に通わせるまでは昼間も授乳していましたが、保育園に通わせ始めてからは、夜寝るときと夜中に1〜2回だけでした。日中は10〜12時間開いていたことになります。全盛期ほどの量も出ていないはずです。おっぱいが張るということもなくなってきていました。

おっぱいを噛まれることがある

2歳半ともなれば歯もしっかり生えていて、噛まれればそれはそれは痛いです。歯が生えていても噛む事がなければ感染の危険はそれほどないのかもしれません。
我が子は寝入る直前に無意識に噛む事がありました。時折噛んだまま眠りについてしまい外すのに一苦労という事も何度かありました。出血する程まではいきませんが、痛い思いは何度かしたので傷があったと考えられます。

衛生的ではない

2歳半ともなれば行動も活発になり、なおかつ自我も目覚めて嫌がることを覚えた。
・歯磨きはしていますが、時折極端に嫌がることがあり仕上げがザツに終わってしまうことがあります。
・砂遊びが好きで、石鹸では洗いきれない汚れが爪の中に付着したままのときもあります。
・風邪気味のときは始終青い鼻水を出していて、それがおっぱいに付着する可能性もありえます。

これらからして、今から考えればいつだって細菌感染とは常に隣り合わせの状況だったのではないかと言えます。

異変が起きたのは、保育園入園から3ヶ月が過ぎたある金曜日の午前中。左胸だけが痛むことに気がつきました。少し気にはなりましたが、排卵日も近かったためホルモンからくるものだろうとしか思いませんでした。

午後になると徐々に痛みが増していき、保育園のお迎えの時間になると歩く振動にも痛みを強く感じるようになりました。子供達と帰宅し、熱を計ると37℃。左胸は触れるだけでも激痛!おっぱいの痛みといえば乳腺炎?きっと乳腺炎になったんだ...と思い、ひとまず葛根湯を飲みました。

これまで乳腺炎にかかったことがなかったのになぜ今さら?

しかも、張っていないのに激痛とはいったい何???
母乳を吸わせれば楽になると思いましたが、触れられるだけでも痛い。おっぱいが張ってもいないのになぜ痛むのかが疑問になりネットで検索。

「まさか急性化膿性乳腺炎というもの???」
症状が似ていることから最も疑わしいと考えました。

赤みを帯びた胸の痛み

左側乳輪の下部が熱を持って赤みを帯びていました。

高熱

37℃だった熱は夜7時頃には一気に39℃まで上がりました。
風邪の症状がなく高熱が出ている状態というのは経験した事の無い...ただ熱でクラクラするだけの不思議な感じでした。

リンパ腺の痛み

左脇の下から左胸にかけてのリンパが徐々に痛むようになりました。

夜なので救急にかかるべきなのか、なにか応急処置をするべきなのか、ひたすらネットで探してみると同じように急性化膿性乳腺炎を経験された方のブログをみつけることができました。

子供に吸わせたという方も中にはいらっしゃいましたが、自分の膿を我が子の口に入れるにはどうも抵抗があったので痛いのを我慢してただひたすら自らの手で絞ってみることにしました。

おっぱいから膿

新聞紙の上にティッシュペーパーを乗せ、その上に母乳を垂らしてみました。すると、、、母乳に混ざって膿だと思われる黄色くドロッとした液体が出てくるのが確認出来ました。

急性化膿性乳腺炎だということがかなり濃厚になりました。

対処法は...とにかく膿を出すこと

痛みが発症している乳輪の下当たりを何度も何度も絞りました。第一子が出生後1ヶ月入院していたときに毎日搾乳していた経験があり、うっ滞性乳腺炎になりかけたときも、自分のマッサージでしこりをほぐしながら搾乳を行っていたため、搾乳が得意な方でした。

痛いのを我慢し出来る限り膿を出し、
その晩は下の子には痛みがない右側のおっぱいだけを吸わせしばらくして眠りにつきました。

翌朝、熱が37度まで下がっていました。
そうはいっても化膿性が疑われる場合は受診し抗生剤の投与などの処置をしてもらわない限り、完治は見込めません。
土曜日だったこともあって、受け付けてくれるクリニックを探すのに時間がかかりました。

母乳外来は特殊だということを初めて知る...

初めての母乳トラブルだったため、少しパニックでした。我が家の不運は続きます...

通常は出産した病院であれば母乳外来などのアフターケアがあるはずです。
筆者が2人目を出産したのは総合病院の産婦人科。苦しくも母乳外来の受付けは月曜から金曜。(今思えば電話だけでもしてみればよかった!もしかしたら緊急で対応してくれたのかもしれません...)

一人目を出産した個人の産婦人科は母乳外来専門の助産師さんが退職してしまって受診出来ないと断られ、

他2件の産婦人科に電話で断られました。こんな事態でも出産した産院でなければ受け付けてくれないということ。急性化膿性乳腺炎の場合、外科で処置してくれるところもあるそうですが、筆者の近隣の外科は専門外だと言われ断られました。

なんとか土曜日の午前中ギリギリに診てもらえる病院を見つけて受診。
まさかこんなに何件もの病院に断られてしまうとは!受け入れてくれたこのクリニックの先生が神のように思えました。

そして、その神のような先生にお叱りを受けることになろうとは想像もしていませんでした。

「乳房から膿が出て、39℃という高熱までいくとは、本来ならば入院!」

「授乳と自分の命どっちが大事なんだ?!」

「母乳をとるか、自分の命をとるかを選ぶようなもの。...もう断乳しなさい。」

熱が下がらなかったら抗生剤が効かないということ...抗生剤の効かない細菌だったらもっと危険な状態になることもあるのだそう。この化膿性乳腺炎が重篤化した乳房膿瘍(にゅうぼうのうよう)ともなれば手術で切開して膿を摘出しなければなりません。その手術を経験した方は出産よりも痛かったと言う...

いつまで授乳を続ける気?と言われたことには余計なお世話だ!という思いもありました。かかりつけじゃないから当たりがキツいのか?とも思ったのですが...やはり診察をしてもらえたのはこの病院この医者あってのこと。真摯に受け止めました。

母乳外来専門の女医さんにおっぱいマッサージをしていただきましたが膿は少ししか出て来ませんでした。その女医さんいわく「前夜に自分で絞ったときにほとんどの膿を出せてたみたいよ」と。

抗生剤の点滴を打ち、4日分の抗生剤の飲み薬を処方されました。

熱がいったん下がっているということなので、今後また熱が上がるようであれば受診するようにと言われ帰宅。

その後、幸い熱が上がる事なく平熱に戻り、
念のため数日は搾乳して膿が出ないか様子をみましたが、胸やリンパの痛みも数日で消えました。

強制的に断乳を強いられる

受診した当日、抗生剤に点滴によって授乳が出来なくなりました。自分の痛みよりも、抗生剤を飲み始めたため急に断乳せざるを得なくなってしまった下の子が、毎晩泣く日々がなんといっても辛かったです。

母は病気になってはいけない!とあらためて気づく

高熱で動けなくなったり、子供を預けて病院にかかったり...家族にも迷惑がかかることでした。風邪引いて動けなくなるのと同様にやむを得ない事だったのですが、

授乳を続ける&断乳するという判断は母親一人の強い意志に委ねられているということをあらためて感じる機会となったのでした。

母乳と自分の命どちらを選ぶか...大げさにもとれる言葉でしたが、
抗生剤を飲んで断乳をするか、授乳を優先して抗生剤を飲まないかどちらかの選択しかない!ということだったわけです。
厳しい先生でしたが、診てもらえてよかったです。安心して日曜日を過ごす事ができたわけです。
この厳しいお言葉のおかげで強制的に断乳する機会も与えてもらいました。

一日中授乳をしていれば、乳腺の中で菌が繁殖することはなかったかもしれません。

乳腺のようにあたたかい温度と栄養がたっぷりの場所は細菌繁殖の温床となりうるわけですから、保育園に通い始めて、日中の授乳がなくなってしまったとき。気をつける必要があると思った体験でした。

急性化膿性乳腺炎の症状に当てはまるけれど、すぐに病院にかかれない時。
搾乳してみて、膿が出るようなら全て絞ってみてください。白い桶や白いティッシュペーパーの上に搾乳すると色がわかりやすいです。痛みは伴いますが、少なくともこれを行ったおかげで翌日自分で車を運転して病院を受診する事ができました。39度もあったら自力での移動は不可能だったことでしょう。

(これはあくまでも応急処置に過ぎません。自分で対処しきれない急性うっ滞性乳腺炎や、急性化膿性乳腺炎が疑われるときはすぐにお医者さんにかかりましょうね。)

我が子のことで頭がいっぱいで、自分のことは二の次になりがちな母親
自分自身の異変にも早く気づいて対処しなければならない場合もあるということを忘れてはなりませんね。

断乳する見極めの判断材料となりますように...

断乳を迷う全てのママさんへ

この状況になって初めて断乳を決行することができた筆者なわけなのですが、これを進めて行く上での苦悩や悲しみもたくさんありました。中断すべきか本気で考えた瞬間もあります。

まだ忘れることが出来ないのは当たり前だと思うんですが、勝手な都合で大好きなおっぱいを取り上げてしまったことに今は本当にこれでよかったのか悩んでいます。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

私自身も、やめてから寂しさでいっぱいになって、まだあげていたかった気持ちが残っているので、涙が止まらなくなります。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

覚悟を決めてやめたはずだったのに、こんなに寂しいと思うのは、まだその覚悟が足りなかったんですよね。その私の気持ちを察してか不安にさせているのかもしれないと思うと、余計に涙が出ます。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

断乳を試行中のお母さん!断乳は母と子の踏ん張りどころ!この苦しみ以上に、断乳を成功して得た喜びははるかに大きいものだったのです!

上手な断乳の仕方

おっぱいをあげられるならば、無理して断乳をする必要はありません。子供はいずれ必ずおっぱいを止めるときか来るのですから。でも親が断乳を考えるということは、ずっと一緒に居られなくなる...保育園の入園など何らかの理由があるからなのではないでしょうか。断乳をしようと決めた際の上手な進め方について触れたいと思います。

1.断乳する日をこの日と決めて、カレンダーに記入する

言葉が少し理解出来るようになったお子さんにはカウントダウン形式が最も子供が受け入れやすいと言われていますね。突然バイバイ!は子供さんにとっても整理がつきにくいもの。

2.数日前から「この日でおっぱいとバイバイだよ」と我が子に言い聞かせておく。

なるべくなるべくスムーズに断乳を試行出来るようにするための準備です。

3.この日が来たら、おっぱいに絆創膏を貼ったりマジックで顔を書くなどして、もう今までのおっぱいは無くなってしまったということを視覚的に意識させる。

昔はおっぱいに辛子を塗ったなんて言われていますが、おっぱいへの執着が強いお子さんには視覚的におっぱいを違う物体に変えてしまうというのはかなりの効果を発揮します。断乳が成功するまでこれを続ける必要があります。

4.それから数日は親は覚悟して寝かしつけをする

どんなに言い聞かせたからといっても相手はまだ幼い子供。今まで飲んでいたおっぱいを飲みたいと泣いて訴え続けます!夜中も授乳していたなら、夜中だって大泣きします...

我が家の断乳はこのような感じになりました

筆者は下の子が2歳を迎えたころに一度上記の方法で断乳を実践したのですが、上記の項目3と4が取り組めていなかったので即断念してしまった過去があります。

断乳するということが何のために、そして誰のためになるのか答えを見いだせていなかった

勝手な都合で大好きなおっぱいを取り上げてしまったことに今は本当にこれでよかったのか悩んでいます。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

やめてから寂しさでいっぱいになって、まだあげていたかった気持ちが残っているので、涙が止まらなくなります。
今は、寂しさが一番大きいのかもしれません。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

このまま断乳を続けるべきか、どうしたらいいのかわからなくなってしまいました。覚悟を決めてやめたはずだったのに、こんなに寂しいと思うのは、まだその覚悟が足りなかったんですよね。その私の気持ちを察してか不安にさせているのかもしれないと思うと、余計に涙が出ます。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

いやもう、ほんと断乳って心が折れそうになるんです。

今回強い薬を服用していたことで、なにがなんでもおっぱいを飲ませてはならない状況に立たされて初めて実践出来たと言えます。

我が子の心の準備を整えてあげられなかったことにはとても申し訳ない気持ちで一杯でした。情緒が安定しないためか、保育園でもまた毎朝泣くようになってしまったわけです。

抗生剤の点滴を射った初日に、左右のおっぱいにガーゼをマスキングテープで貼り付け、子供に見せました。「ママのおっぱいは病気になってしまって、もう飲めないんだ」と伝えました。もうおっぱいをあげられない寂しさでお風呂場でひとり涙を流しました。

我が子は毎日のように「ママ、おっぱい治った???」と聞いて来ましたが、ガーゼを付けたおっぱいには触れる事はありませんでした。

今まで夜寝付くまでと、夜中に数回母乳を飲んでいたため、その日からおんぶでの寝せつけ。夜中ぐずったらまたしばらくおんぶをする。添い寝授乳で楽だった分、夜中に何度も起きておんぶするというのは新生児の育児のときのようにとても過酷で、何度も心が折れそうにもなりました。それが約10日間ほど続きました。

抗生剤の薬の服用は4日間でしたが、その後おっぱいを再開することも出来たのですが、断乳を継続しようと強い意志を固めることができたのには理由があります。

「ママ、もうおっぱい治った?」という問いかけには、「もう治ったけど、病気でおっぱいは出なくなっちゃったんだ」と伝えるようになりました。

いつかは止めなくてはならないものだから。数日間親子でがんばってきたから、今止めなくていつ止めるんだ?!という思い。そして、もしまた化膿性乳腺炎にかかってしまったら家族に迷惑がかかってしまうという思いから断乳は継続することに決めたんです。

依存していたものを断つのは最初が一番辛い。おっぱいも同じだと思いました。せっかく数日我慢出来たんだから、このまま止めさせてあげなければ...それも親の務めだと知りました。

泣けばもらえるではなく、泣いてももらえないということも学ばせたいと強く思った。

断乳に大切なこと

子供さんは絶対に乗り越えられます!
これも一つの成長過程。
だから、泣いてるからといってかわいそうには思わないでほしい!
それ以上に大事なのは親の心構え!
■本気で取り組むこと
■親の迷いを断つこと

がとっても重要!!!

断乳する際にいい言葉をいただきました。
親が授乳に満足していれば、自然と辞める決意がつく。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

1度断乳を初めて、また中断。
これをすれば、泣き叫べばいいんだって思ったり、子供に対する負担も大きくなりますよね。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

私が思うのに…ですけど、卒乳がすんなりいくかは
子どもよりも親の気持ちが大切なのではないでしょうか。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

当然寂しいという気持ちはあるけど
これから先も、子どもはどんどん成長して
自分の人生を歩いていくんですから
それを温かく見守れる強さも親としては必要ですよね。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

今断乳をやめるのは、ご自身でもわかっておられるように
「親のエゴ」です。
大人ですから、ご自身の寂しさをお子さんで埋めないで
振り切ってください。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

断乳してよかったこと

stock foto

断乳を初めてから10日が過ぎたころ、夜中に起きる回数が減ってきました。1ヶ月が経った今では、夜中に起きる事はほとんどなくなりました。我が子は夜しっかり眠ることが出来るようになったのです。

生まれてからの2年半...ママとしか寝なかった子が、祖父母の家に泊まりに行った時に初めて自分から祖母と一緒に寝たいと言って、祖母の部屋で2人で眠りました。

ママにベッタリだった時間も減りました。1ヶ月前はおっぱい飲んでた赤ちゃんが、急にお兄ちゃんになったようです。

おっぱいなしで甘えてくれるようになるとまたかわいいですよ。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

断乳してみて思ったのは、親が思うほど子どもはおっぱいを必要としていないということです。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

朝まで寝るようにもなり、ぐんと成長しました。
幸せそうな顔は見れなくはなりませんよ。
むしろ増えました。(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/)

正直...親にとっては寂しさもありますが、
その成長した姿を見れるようになって親としての新たな感動が味わえている今日この頃...。断乳頑張ってよかったと心から思えました。

薬が飲めるようになって、生活が楽になった!お酒も飲める!そして笑顔が増えた!
これまでは我慢するしか無かった頭痛や生理痛...
その度に布団に横になるしかその痛みを軽減させる方法はなかった。横になりたくても子供に邪魔をされ、夫の帰宅を待っては鬼と化していた。

飲み会から帰ってくる夫を鬼の形相で出迎えていましたが、、一緒にお酒を飲めるようになって我が家での楽しい時間が増えました。

授乳の時間は我が子との絆を直接確かめ合える貴重な時間でした。やはり母もそれに幸せを感じていたのです!夜中の授乳はしんどくいと感じることがあったとしても、授乳依存は子供だけではなかったように思います。

断乳はまるで好きな人からの告白を断るかのよう...むしろ親の方が辛いことなのかもしれませんね!

今までいっぱい飲んでくれてありがとう!と心の中で我が子に感謝しています!

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