子育て家庭の必需品とも言える「抱っこひも」
今月より基準が厳しくなったと製品安全協会が発表しました。
（詳しくは２０１５年３月に基準が改正され、５月より新基準での事務受付が開始）
読売新聞の記事によりますと...
乳幼児が抱っこひもから落下する事故を防ぐため、一般財団法人「製品安全協会」は今月から、製品の安全性を保証する「安全商品（ＳＧ）マーク」の基準を厳しくした。
東京都は今後、国内外のメーカーにＳＧマークの取得を呼びかけ、乳幼児がいる家庭にも新基準を満たした製品の使用を勧める。
基準見直しは、都の有識者会議の提言を受けたもの。これまでの基準は、抱っこひもを緩めた状態で使用することは想定していなかったが、今後はひもを緩めた状態で親が前かがみになっても、乳幼児が容易に落下しないことを基準とした。
また、乳幼児の体全体を包み込むような形状にし、ベルトなどで腰や足を動きにくくさせるなどして、安全性を高めることも求めた。製品表示や取扱説明書への記載でも、「落下に注意」ではなく、「警告・落下の危険性」と明示するよう定めた。
出典／読売新聞
画像出典／読売新聞
これだけ重装備にすれば確かに転落防止にはなりそうですが 、
赤ちゃんが嫌がって結局ベルトはしないということにもなりそうな...
抱っこ紐から乳幼児が転落する事故
東京都が調査したところ、抱っこひもから乳幼児が転落する事故は、この５年余りの間に少なくとも１１７件。
このうち、頭を強く打つなどして入院が必要なケースが、２７件もあったということです。
このため、東京都は今年（２０１４年）８月、メーカーや消費者団体などと協議会を立ち上げ、安全対策について検討を進めてきました。
出典／ニュースウォッチ９
どのメーカーの抱っこ紐なのかは定かではありませんが
ひもを緩めた状態で親が前かがみになっても、乳幼児が容易に落下しないことを基準
って？？？
緩んだ紐の隙間から落下するケースや
落とした物を拾う際に、前屈みになったときに落下するケースがあったようなんです。
どちらにしても疑問が残る…
抱っこ紐はきちっと装着していると、落下するような隙間は生じませんし。
前屈みになったときに落下するだなんて…
普通手で赤ちゃんの身体を抑えるものだと思うのですが..
抱っこ紐を購入したばかりなのに、この商品で本当に大丈夫かしら…？
と不安に思われてる方も多いと思います。
我が家は２種類の抱っこひもを４年程使用しておりますが、
抱っこ紐装着時は、階段の上り下りで万が一つまづいてしまったら…と考えると確かにヒヤッとします。
人ごみを通る際は両腕でしっかりガードしたり、基本的な注意は普段の抱っこの時と変わりありません。
製品の使用上で落下の危険を感じたことが一度もありませんでした。
過去に起きた事故というのは、
バックルの留め忘れや、
絞め方が不十分だったり、
よほどとっさの出来事だったり
ということも考えられます。
説明書通りに使用していれば危険なことはまずありえません。
海外製の抱っこひもは日本人の体型に合わない？？？
などとも批判の対象になっている海外製品ですが、
標準体型の筆者にはちょうどいいと感じましたが、
確かに小柄なママ友の体型には合わなかったようです。
それはどのメーカーにも言えることで、
体型にあった物を選ぶべきです。
そして最後に...
人気メーカー「エルゴベビー」の抱っこ紐
ネットで販売されている半数以上が偽物だったというニュースに驚かされたパパとママも多いでしょう。
我が家もエルゴベビーを愛用しています。
偽造品は生地が薄くて破けやすかったり、バックルがカチッとはまらなかったり、ウエストのベルトが緩みやすかったりするので安全性に問題があります。
偽造品でない限り、今までの商品は安心して使用出来るものだと思うのです。
こればかりは正規取扱店での購入を強くおすすめします。
２０１５年１１月よりSG基準をクリアしたエルゴベビーの発売が開始しました！
日本の正規取扱店はダッドウェイ株式会社
どんなに信頼性のある抱っこひもでも、
使う側の注意が必要不可欠です。
忘れてはならないのは、
我が子を守れるのは抱っこひもではないということ。
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