まだオムツしてるの?...は、厳禁な言葉?!
オムツが取れない!外れない!いつになったら成功するのだろう...
トイレトレーニングに欠かせない重要なことはいったい何?
トイレトレーニングが成功しない理由と3つの秘策
我が子が誕生してから…寝返り、お座り、ハイハイ、つかまり立ち、歩行、発語…それらに続いて「オムツを外す」という行為もまた子供の成長ステップのひとつ
このトイレトレーニングに苦戦されてるお子さんや親御さんはたくさんいらっしゃると思います。
少し工夫するだけであっという間に成功した3つの秘訣についてお話したいと思います。
二児の母です。
我が家はどうだったのかと申し上げますと…
上の子のオムツ外れは4歳を過ぎました。まわりと比較するとかなり遅い方だったため、焦りやプレッシャーは毎日感じずにはいられませんでした。年下のお友達にどんどん先を超されて行くのを横目で見ることしか出来なかった時期がありました。
「いったいどうしたらオムツが外せるのでしょうか…?」
質問サイトでよく目にしたこの題目...
筆者自身、子供のオムツがなかなか外れないことに悩んでいた時期があったからよく目にしていたわけなのですが。
その質問に対して、「うちは1歳代で外せましたよ」「この年齢でオムツが外れていないなんて考えられない!」「親が怠けているからでは?」
確かに…結果が全てならごもっともな意見です。
まるでオムツ外しの記録を競うかのようにも感じたりもしました。
自慢話を聞きたかったわけではないけれど、こういったストレートなコメントも貴重なご意見の数々ではありました。
逆に、早いうちにトイレトレーニングを成功させた子供の親御さんは「育てやすい子だからだと言われるのは心外。親が頑張って教え込んだから成功したんだ」と。
確かに…
親御さんが努力した結果の表れです。
それを自分と我が子が出来ないからといって、うらやましがっていてもしょうがなかったのです。
早くにオムツを卒業出来たお子さんにはその素質があり、
その親御さんもまた促しの素質があったかもしれませんが
失敗無くして成功はない。
苦労を見せずに賢く地道に淡々とこなすことが出来るママさんなんだろうと思います。
皆それぞれのペースでいいはずなのに、
少しでも標準から遅れをとると、焦りや煽りを感じるようになってしまいがち...
皆と同じようにやっているのになぜうちの子だけ出来ないのかしら…
もしかしたら、
「皆と同じようにやっていては成功しない」ということなのかもしれない
そう思い立った筆者はトイレトレーニングの方法をもう一度最初から見直すことにしました。
今回は、発達がまわりと比較するとゆっくりでマイペースなお子様が通う専門施設でのトイレトレーニングを参考に筆者が我が子に行った内容をご紹介いたします。
どうしても上手く行かない、トイレトレーニングに行き詰まってしまった親子さんの参考になれば幸いです。
安心して下さい。オムツは必ず外れます!
我が子には軽度の発達遅滞があります。まわりの同じ年の子供さんと比較すると明らかな遅れが見られますが、
トイレトレーニングが成功した!!!!!
この成功で得られたものが想像以上に大きなものでした。
自分の育児に自信が持てたことに加え、我が子もまた「やればできる!」という自信を持つことが出来たすばらしい機会だったと思えるのです。
トイレトレーニングはいつから始めるべきか?
キーワードのリサーチをしてみたところ、この「いつから?」を検索している方が多く見受けられます。
時期で言えば2歳から3歳の間にトレーニングを開始および完了させている子供さんが多いようです。これはあくまでも平均であり、標準であるはずが、気がつくと自分の子供がこの数値に合わせられなければ問題でもあるかのような錯覚に陥ってしまいます。
もし親の焦る気持ちでトレーニングを強行してしまったら、ペースを崩される子供にとってはたまったもんじゃないですよね。
身体的な面で言えば…膀胱の機能が成長し、おしっこの間隔が開いてきてから。
精神面では…子供がおしっこ、ウンチの言葉を覚え、したい時に言ってくれるようになってから。
以上のことがトイレトレーニングを進めて行く上で、一般的に重要視されていることです。
その言葉を発してくれるまでは無理してやる必要はないよ!と、寛大な助言をしてくださった小児科の先生や助産師さんや保健師さんは実際にいらっしゃいました。
これは子供の成長に合わせたトレーニングの進め方の一つであるのですが、我が子にはこの方法が不向きでした。
なぜなら…発語の遅れがあったからです。
言葉が遅い我が子のオムツ卒業までの道のり…
我が子は赤ちゃんの頃から、おしっこや便に対してあまり反応しない子供でした。肌もかぶれにくかったため、不快感を感じないせいなのか…オムツ替えを泣いてせがまれることはまったくと言っていいほどありませんでした。
我が子のトイレトレーニングを始めてから、自分から「おしっこ!」という言葉を発するようになるまでは、なんと2年近くかかりました。
そうなんです。言葉の発育がゆっくりな子は、この言葉が出てからトイレトレーニングを始めるのでは遅い!
言葉が出て来るのを待っていたら5歳、6歳までオムツを外せなかったかもしれません。
裏を返すと、「おしっこしたい!」という言葉が発せなくても、オムツを外すことは可能であるということなんです。
ではどんな方法がいいの…?
我が子が4歳を迎える年に発達障害専門の学園に週に2~3日通園し始めました。
娘は入園前日までパンツを履いたことはありませんでした。おしっこもうんちも全く教えるような気配もありませんでした。
そんな娘が...
入園当日からパンツを履かされ、園に居る間のおしっこはほぼ確実にトイレ成功していたのです!!!!!
(恐怖心を植え付けるようなスパルタ教育だったわけではありませんよ。)
ところが!!!!!!!!
家ではトイレに行こうと促すと、「行かない!」の一点張り…
下の子もいるので娘に係りっきりでいるわけにもいかず。
その時が来るのを待ちました。
子供が自ら「おしっこ!」と言ってくれるのを待っていたら半年が経過してしまいました。
園ではちゃんとおしっこが出来る。決められた時間に。
だけど家では一向に変わる気配が感じられない。
せっかく園の先生方が熱心にやって下さっているというのに...
こんなんじゃいつまでたっても終わらない!!!
お家で出来ることって?!
これを成功させるにはあることが必要だったのです。
トイレトレーニングを始めるにあたって…
まずはトイレ環境を整えますよね。補助便器と踏み台は最低限揃えてあげる必要があります。
↓我が家ではこちらを使用
パイルのカバーが冬でもお尻がヒヤッとしません。取り外せて洗えるので衛生的です。
トイトレ成功のために大切な3つの秘策!
1つ目!
ケータイなどのアラーム機能
これを使って、まずは…お母さん!!!!!!
お子さんをトイレに連れて行く時間を、まずは身に付ける...すなわち、お母さんのトレーニングです!
それには、ケータイなどのアラーム機能を利用しましょう!
まずは30分おきにアラームをセット!
決まった時間に子供に「トイレの時間だよ」と教えてあげることは意外に難しいことであるということがわかります。
家事や育児をしていると30分なんてあっという間!
時間の習慣付けこそが一番最初に習得すべきことなのです!
トイトレ成功のために大切な3つの秘策!
2つ目!
シールとスケジュール帳!
ご褒美シール...これはいまや一般的!どこのご家庭でも試されていると思います。トイレでおしっこすることが出来たらh貼れるようなシールを準備しましょう!
お子様も遊びに夢中になっていたらトイレそっちのけですので、子供の興味を引くことはとても大事です。
さらに、トイレでウンチが出来たら大好きなキャラクターなどの特別なシールにするのもおすすめです!
↓我が家はアンパンマンと、トーマスのシールを使っていました。
【メール便対象】【アンパンマン】シール げんき100ばい よくできましたシール ... ご褒美/ごほうび/ステップアップシール/トイレ |
シールに興味はない子供さんもいるかもしれませんね。
これは子供さんだけのご褒美ではないことをこの後ご説明させていただきたいと思います。
なぜスケジュール帳なのか!?
パパママのモチベーション維持のために!
シールを貼る台紙のおすすめは100円ショップにも売っている小さなスケジュール帳!
一見、子供騙しかと思ってしまうこのシールを貼る作業は実はとっても重要なこと。
お家だけでなく外出時にも続けていただきたいものだから、持ち歩きも便利なもので。小さなスケジュール帳ならバッグに入れてもがさばらないですよね。
大切なのは、日付!
シールを貼りだしてからどんなペースで進んでいるのか経過をさかのぼって見ることも出来ます。
トイレでおしっこが出来たら、
今日の日付の欄にシールを貼りましょう!
二回目に成功したら、2枚目のシールを貼りましょう。それを続けます。
しばらくすると、手帳はシールでいっぱいになってきます。
シールをもっともっと増やしたい!という気持ちになってきます!
↓このようにシールを貼るスペース(日記を記入する欄)がある手帳をお選びください☆
親が一緒に喜びながら行うことで継続力が倍増します!
子供が喜んでいるのと同時に、
ママとパパの努力の成果でもあるそのシールを見ると喜びが込み上げてきます。
このスケジュール帳を思い出の宝箱にしまえる日があっという間にやってきます。
トイトレ成功への道!
3つ目!
トレーニングの仕上げと本番!
トイレトレーニングには仕上げが必要不可欠なことです!
2週間の親子合宿!実際にそういった参加行事があるわけではありません。親子で合宿に通うつもりで家で取り組むのです。これからが本番ということになります!
さっきトイレに連れて行ったっけ?
次は何時に連れて行くんだっけ?
ずるずると長引いてしまう原因はここにあるように思います。これでは子供に習慣付けることは不可能です。
1.ケータイのアラーム
娘が園では成功する理由がヒントになりました...決まった時間とチャイム
チャイムというのは規則。
学生時代、休み時間にどんなにもっと遊んでいたくてもチャイムが鳴ったら教室に入らなくてはなりませんでした。それは誰かに反発心を向けることなく準ずることが出来ました。
ママが「さあトイレに行こう!」と言っても聞かないのに、チャイムがなると反応を示しました。
「チャイムが鳴ったからトイレに行かなくちゃいけないね!」の方が責任転嫁ではありますが気持ちも楽でした。
2.シール&スケジュール帳
トイレでおしっこ、うんちが出来たらシールを貼る。
これもまた規則。
規則を作ってあげることでスムーズにトレーニングが進行出来ます。
長引いて来たトイレトレーニングでしたが、おしっこやウンチはトイレでするものという概念は少しは植え付けられていることと思います。
1〜2週間ほどお出かけもせずに家に居られる時間を確保出来そうな時を見計らって、思い切ってパンツ(またはトレーニングパンツ)に切り替えましょう!!!
その子のペースに合わせ、夜だけ紙オムツでもいいと思いますが、我が家では思い切って夜もパンツにしました。朝のおねしょで目が覚めたことも何度かありました。
6層トレパンなら1回分のおしっこならしっかり吸収してくれます!
(乾きやすい6層トレーニングパンツ8選!)
そしてチャイムの間隔はまずは30分おき。
(慣れてきたら1時間おき、2時間置きに間隔を開けて行きます。)
合宿に通うような気持ちで!!!!
パンツに切り替えた直後のお漏らしはあたりまえのことと思い、
しばらくの間、覚悟は必要です!
パンツにウンチをしてしまうことだってありますが!
それは長くは続きません!子供が習得して行くスピードはあっという間だったのです。
パンツについてしまったウンチはお湯で洗い流し、この方法で浸け置きしてから洗濯すれば汚れも臭いもキレイに落とせます!(さらば生乾きの臭い!衣類の殺菌に一番効くのはこれだった!雑菌臭を見事に消す方法!)
夏のトイレトレーニングなら、これ1枚でOK!
(夏のおすすめトレパン9選!夏始めるトイレトレーニング!)
成功!
以上のことで、我が子は約10日間の合宿の末、紙オムツから完全に卒業しました!
季節もあまり関係がないように思います。我が子のオムツが外れたのは1月でした。
成功してから2ヶ月ほど経ちましたが、今はアラームもシールもスケジュール帳も、紙オムツも不要になりました。
オムツが外れるということがこんなにも楽で達成感を味わえるものだったとは、数ヶ月前は想像もできませんでした。
オムツがなかなか取れずに焦っていたとき、やり方すら思いつかずお手上げ状態だったときのことを今でもよく覚えています。
まだオムツしてるの?と言われるのがプレッシャーでしたが、そんな我が家にもこの日が訪れました。