妊婦健診で知っておきたいこととは?
二児の母uchikapiです。
妊婦健診について…これは先に知っておきたかったな~と強く感じたことについてまとめました。
妊婦健診とは...
妊婦さんとお腹の赤ちゃんの健康状態をチェックするのが目的。妊娠中の病気や赤ちゃんの異変などの早期発見のためにも定期的に受ける検査。検査の他にも食事や生活面、分娩や授乳のための指導も受けることができます。
では参りましょう!
妊婦健診において...知っておきたい10のこと!
Sponsored Link
注意すべきこと1つ目!
分娩予約について
分娩予約は慎重かつ迅速に!
毎月来るはずのモノが来ない…薬局で購入した検査薬で調べたら陽性反応が出た。この時点で受診する産婦人科はどこがいいかと探すことになると思います。出産まで対応している病院でしたら、初診にかかってからそのまま妊婦健診も継続して受診し、出産分娩予約をとります。
分娩予約とは…
自分がこの病院で出産したいという意志を伝えること。つまりその予約をするということ。基本的に診察を受けた病院でないと予約は出来ません。今後の妊婦健診もちゃんと受診しなくてはなりません。(里帰り出産の場合は…帰省先である実家から近くて、里帰り出産を受け入れてくれる病院を探し、場合によっては受診してから予約という形になります。)
個人病院は特に医師の人数や病室も少ないため、あらかじめ定員が決められているところが多いため、妊娠がわかってから早い段階で分娩予約をしなければ予約を受け付けてもらえない場合もあるんです。
産科の受付に「平成○年○月出産予定の分娩予約は終了しました。」「平成○年○月○日以降の分娩予約受付中」などという掲示があります。
実際に筆者が第一子の妊娠超初期に、分娩予約がすでにいっぱいだという理由で2件の個人病院に断られました。当時妊娠11週でした。
事情があって最初に受診した産婦人科ではなく、別の病院を探すことになったため、少し出遅れた形だったのですが。まさか、分娩予約というものがこんなに早くに予約を閉め切ってしまうとは!思っても見ませんでした!!!
激戦区というほどでもない地域にもかかわらず…それってやはり産婦人科医が不足している(または減少している)という現状を突きつけられたかのようでした。月別出生率が最も高い夏(8月出産)であることも理由の一つだったかもしれません!
幸い3件目に当たった個人病院での分娩予約がまだ受け付けていたため、初診を予約し、後日受診。そこで分娩予約をとることが出来ました。
病院を変更すれば、妊婦健診の初診料は病院にもよりますが、新たに発生してしまいます。
筆者の場合は7000円ほどかかりました。
病院選びは初診にかかる前によく考えて選ぶべきです。迷い過ぎて時間をかけてしまってもいけませんので
慎重に、かつ迅速に。
2つ目...
最後の生理の日
初診時に欠かせないものといったら...最後の生理がいつ来たかということ。
出産予定日を算出するための大事なデータです!!!
基礎体温を毎日つけている方、生理の日などメモしている方、近頃は便利なアプリも増えたおかげで管理しやすくなりましたね。
もし、手帳に記していなかった場合は受診前に記憶を辿ってみましょう!
どうしても思い出せなかった場合は...
最終生理の日にちがわかっていたら、早い段階で出産予定日が確定します。わからなかった場合は、胎児の大きさから判断するそうなので、少し時間がかかるようですが大丈夫だそうです。
3つ目...
医療費の支払いについて
妊婦健診の費用は事前に確かめる!
カードでの支払が可能かどうかも要チェック!
初診の相場は5000円〜1万円未満といったところ。
場合によってはいつもより多めにお金を持って行く必要があります!
看護士さんや助産師さんに次回の検査費用について事前に聞いておく必要があると感じました。カードでの支払が出来るかどうかも事前にわかっていれば毎度慌てることはありません。
健診の頻度
およそ14回
妊娠初期から23週頃までは4週間に1回
24週から35週にかけては2週間に1回
妊娠36週以降は1週間に1回
最初はこんなに何回も行くのか〜と回数が多いように感じていましたが、不安が募ると次の健診の日までがとてつもなく長く感じたものです。
妊婦健診の費用
母子手帳を発行する際にもらう妊婦健診助成券。
1回1枚の使用で6000円まで助成されるというもの。6000円を超えた分は自腹になります。6000円未満だった場合でもおつりは帰って来ません。
この助成があってもなお高額な支払いになることが何回かありました。
やけに今日はいろいろな検査をしたなあ...という日はわりと高額な金額を窓口で支払いました。
妊婦健診の中での最高額は2万円弱!
2万円を普段からお財布に入れている方というのは少ないのではないかと思います。筆者はたまたま税金か光熱費か何かの支払いのためにバッグに入れていたお金で難を逃れました
(実際にかかった妊婦健診費用については追々記事にする予定です。)
4つ目...
持ち物について
妊婦健診はなにかと持ち物が多い!
4週間に1回、2週間に1回と間隔が空くので何かしら忘れ物しそう!と思ったのは筆者だけでしょうか…
妊婦健診では忘れてはならない持ち物がたくさん
・母子手帳
・診察券
・健康保険証
・助成券
・お薬手帳(薬を処方される場合、あった方が便利)
・お財布(助成金額を超えた場合の支払い)
・その他…病院によるサービスに準ずるもの。
筆者は第一子を出産した産院では、エコー画像を録画用のDVDRと、不安や気になったことを記入するメモが毎回の持ちものでした。
筆者は今までの妊婦健診の中で1度だけ忘れ物をしたことがありました。
それは…「助成券」
※助成券とは…母子手帳を発行する際、市や自治体からもらえる妊婦健診の回数券のようなもの。1回の受診時に助成券を1枚使用することができます。筆者の自治体の物はA4サイズの用紙が14枚つづりになっていました。
なぜなら…助成券14枚は母子手帳ケースに入らなかったから。
入らないのだから仕方ありません。。使うたびに母子手帳ケースに入れるようにしていました。2〜3枚なら折り曲げれば入ったので。。
それって案外忘れやすいものだったのです。(筆者にとっては...)
その日のうちに持って来ないと助成手続きが出来ない!と言われ、受診後に取りに返りましたよ。しかも、受付の人は怒り口調で強気でした。忘れもしない妊娠後期。忘れた自分が悪い。それは充分承知なんだけれども、そんな怖い顔しなくても…と思いながら片道1時間の道のりを2度も往復したのでした。トホホ…でした
病院によっては後日対応してくれるところもあるようですが、そうでないところも多いので注意が必要です!妊娠中の二度手間ほど嫌な物はない…その後二度と忘れ物はしなくなりました。
5つ目...
病院からもらうもの
受診後に病院からもらうものはちゃんと管理を!
大切なプリントの多さはまるで学生時代を思い出すかの様…
それ以外にも、
産休に入るまで続ける仕事関連の書類だったり…家計のことなど…いろいろ管理しているとめちゃくちゃになりやすいもの。
妊婦健診関連の書類には、
・しばらくの間保管しておかなくてはならない書類
・後日病院に提出する書類
があります。
出産育児一時金の直接支払制度同意書、産科医療補償制度の登録証、入院申し込み書や、バースプランなど…
分類する時間がないという方
これらはひとまずA4サイズが入る書類入れを用意し、提出するべき書類は忘れないようにわかりやすくと、保管すべき書類は分類して、妊娠出産に関係する物はひとまとめにしておきましょう!
領収書は持ち歩く必要はありません。
むしろなくさないようにちゃんと保管を!
医療費控除の申請などで使う場合があります。
エコー写真は日焼けすると色が薄くなってしまう???
いったい何年経つと薄くなってしまうのか…日の当たらない場所で管理して4年半経過したエコー写真は今のところ何も変化なしです。とはいえ、ケータイで撮影またはレーザーコピーをとっておくと安心。後回しにしがちなので、筆者はとりあえずスマホで撮影しておきました。
6つ目...
服装について
着脱しやすい服装がおすすめなワケとは...
夏はそれほど問題ありません。問題は冬ですね。
妊婦健診は毎回、血圧を測定します!
血圧計を通す部分は二の腕。
薄手の洋服なら、服の上からの測定が可能です。
寒い季節は...脱ぎやすい上着ならいいけれど、簡単に脱げないかぶりタイプのスウェットやセーターなどの厚手生地だと計測しづらいです。
体重測定!これに関しては洋服を着たまま計測していました。2度の出産、どちらの病院でもそうでした。靴は脱ぎます。
妊婦健診初期は内診(経膣エコー)がほとんど。
お腹の赤ちゃんがある程度大きくなった妊娠12週頃から腹部のエコー(経腹エコー)に切り替わります。
次回も腹部エコーだけだろうと油断していたら、内診の検査という日もあります。
妊婦健診の日はいつでも内診を受けられる格好で行くべきだと思いました。
事前に教えてほしかった!!!と思ったのは第二子妊娠中の総合病院での妊婦健診のこと。12月でした。寒いので厚着して妊婦健診に行きました。
乳房健診の日でした。第一子を出産した個人病院でもやりました。
妊娠後期に母乳指導というもの。助産師さんに乳首の状態をチェックしてもらい、今後のマッサージ方法などを指導してもらうのですが…
苦しくも、着ていたのは厚手の長袖ロングワンピ。どこから何をどう出そうか…一瞬考えました。乳房の健診を受けるまでにまでにどれほど時間がかかったかは言うまでもない。
エコーや内診のことしか頭になくて、
ただのロングワンピは妊娠後期こそ楽で重宝しますが、産後授乳している期間2年ほどは日の目を見ずです。楽とはいえ冬に妊娠後期を迎える場合、ロングワンピは買うべきではない。産後授乳もできないし、シャツロングワンピまたは授乳口付きロングワンピをオススメします!
7つ目...
靴について
脱ぎ履きしやすい靴であるべき理由
妊娠後期になると浮腫で普段の靴が入らなくなることもよくあります。
妊娠中に靴を買い替える妊婦さんも多いです。
サンダルが楽だけど、運転や階段では危険なので最もオススメなのは
フラットパンプスやバレーシューズ
総合病院の産婦人科の妊婦健診であれば、靴のまま診察室に入ります。
体重測定時や、診察室に入って、内診やエコーを受けるときにその都度靴を脱がなくてはなりません。
8つ目...
忘れずに履くべきもの
それは...くつ下!!!!!なぜくつ下かというと...?
夏の妊婦健診。
スリッパに履き替える産院に限って言えることなのですが、
筆者は第一子妊娠の夏の妊婦健診に素足にサンダルを履いて来てしまいました。入口で、気づきました。。くつ下持ってくるの忘れた!!!!!
妊娠中は抵抗力が弱くなって水虫に感染しやすくなるんだという話が頭をかけめぐる...
今思えば、近くのコンビニでくつ下を購入すればよかった。。。
健診予約時間も迫っていたためそのまま病院に入りました。
抗菌処理機能付きのスリッパ入れからスリッパを取り出して、素足で履くのは嫌だなああああと思いながら、しぶしぶ。。。
するとその日の夕方、足の甲にとてつもない痒みが…裏ではなく甲なんです。スリッパから水虫感染したと疑われる症状を発症したのでした。。。調べてみると感染した直後に痒みに襲われるケースは稀のようですが、異常な痒みだったので明らかに水虫菌であると思いました。
後日、感染した産婦人科で塗り薬を処方してもらいました。。。
妊婦さんが使える薬なので効果も弱いように感じました。
強い薬も使えませんので治療を諦め、他の人にうつさないようそれからずっとくつ下を履いて過ごしました。
筆者がうつされたスリッパで他にも被害者が出たのではないか?
水虫菌を持っている人自身も他の妊婦さんにうつさないように心がけるべきなのではないか…
もっと呼びかけるべきなのではないかと思いますが、痒みを発症しなければ自分が水虫菌を保有しているとはわからないものらしいので、
自分で予防するに限る!!!!!
くつ下は忘れずに履いて行きましょう!
素足で通院しても、靴下は忘れず持参!
これを徹底しましょう!!!!!
9つ目...
やはり必需品は...
マスク!
病院で風邪をもらってしまうケースが多い!
お医者さん自身も言っていました。出産して間もない赤ちゃんをむやみに病院に連れてくるべきではないと…。病院だけに言えることではないですが人が集まる場所には感染源が多く存在します。
マスクにおいては(冬場は特に)言わずと知れた必需品ですが、抵抗力が弱っている妊婦さんにはいつ何時風邪にかかってもおかしくないので、季節を問わず通院時は必ず装着しておいた方が安心です。
風邪をひいてしまうと本当に厄介です。薬が飲めませんから、自分が苦しいというのもありますし、いくらお医者さんが出してくれた薬でも、お腹の赤ちゃんに害はなかったかどうか…服用後に不安を抱えてしまうこともあるのです。
妊娠中は不安が膨らみやすいので、なるべくなら不安要素はなくしたいですね。
最後に...
尿検査について
妊婦健診の尿検査における予備知識
尿検査は毎回行います。
病院についてから尿が採取できるよう適度に水分補給を!
過去に一度、尿検査があることを忘れていて、家を出る直前にトイレを済ませてしまったため病院に着いたときにまったく尿意がなかったことがあります。振り絞って少量だけ採取し、幸い問題はなかったのですが。健診には上の子も一緒に連れて行っていたので、自分の食事やら水分補給は二の次になっていました。水を一杯だけ飲んでおくだけでも違ったんでしょうね。
尿糖や尿タンパク
尿糖の数値でわかるのは...「妊娠糖尿病」
尿タンパクの数値でわかるのは…「妊娠高血圧症候群」
妊娠中にこれらの病気にかかってしまうと、お腹の赤ちゃんまでも危険なため妊婦健診で定期的に検査をします。
一度だけ尿の再検査を受けたことがありました。あとから母子手帳の医師の記入欄を確認してみると、尿タンパクに+プラスマークがついていました。尿タンパクは腎臓の機能が低下しているときに、ろ過しきれなかったタンパク質が尿に混ざって出てくるというもの。妊娠中は出やすいもので、疲れているとさらに出やすくなるもの。尿タンパクにしても尿糖にしても陽性が1回限りだと、特に心配はないようですが、2回3回と続くようですと注意が必要になってきます。
妊婦健診直前の朝食や昼食
尿検査は妊婦健診直前の食事に反応するの?
つわりがひどくフルーツだけを食べて行ったら糖が出た
食事を摂取してから行くと必ず糖が出る
など、実際に経験された方もいるようです。
普段どうりに必ず食事を摂るようにと言う方。
尿検査で糖やタンパクが出てしまうのであまり食べない方がいいよとすすめる方。
経験上のお話でもあるため、体質によって差があるので意外にも意見は分かれるようです。
よく言われているように妊娠中の食事に関しては
気を抜くと好きな食べ物を過剰に摂取してしまいがち…
それは体重増加につながりやすいもの。
適度な量の食事、糖分や塩分は控えめに、
これをなるべく守って行くより他はないようです。
つわりで食べられる物が限定されている妊婦さん、食べつわりで始終食べずにはいられない妊婦さんにはたいへん酷なことではありますが!
貧血気味という診断がされているにも関わらず食事を抜いたらダメですし。体重が増え過ぎだと注意を受けているにも関わらず毎回の食事摂取の量が多かったりしたら注意を受けるかもしれません。極端なことをしなければ問題はないのですが、空腹時よりも、食後の方が数値は高くなることは確かなので
あえて言うならば…普段通りの食事を、受診直前にならないよう早めに摂取するように時間調整するというのが一番いいのでしょう
以上10項目
これから妊婦健診を受診される方の参考になれば幸いです。